【平和への祈り】
3年前の今日、広島にいました。
初めて見る原爆ドームが、何故かリアルなものに思えず、戸惑った記憶があります。「今」が、計り知れない悲しみの過去の延長上にあるということを、必死に感じようとしました。
平和記念資料館では、学生時代に学んだ教科書とは比べ物にならない、事実を突きつけられました。自分がその時代に生きていたら、どんなに恐ろしかったことだろうと、頭がぼーっとしました。
そして今日、長崎県内でも8:15に黙祷のサイレンが鳴り響きました。目を閉じると、偶然近くにいた蝉たちが鳴きやみました。
黙祷の後、「自分は何をするべきなのだろう?」と考えて過ごしました。世界平和を考えるとあまりにも無力でミジンコみたいな存在なので…
自分の周りにいる人たちのことを、ありのままに理解し、優しくありたいと思いました。きっと、現代社会が目指す「ダイバーシティ」にも通ずるものと思います。
そして、歴史を正しく語れる日本人でありたいと思いました。